賃貸住宅の希望条件の絞り方のアドバイス

希望条件に優先順位をつけてみよう

人口100万人以上や全国の県庁所在地といった大都市ならば、希望条件を厳しく設定してもある程度選択可能な件数の賃貸部屋が見つかります。しかし、中規模以下の都市では希望条件を厳しくしすぎると、そもそも探したい部屋が見つかりにくくなるといった問題点が出やすいです。 そこで、賃貸部屋を探す前に希望条件を一端書き出した上で優先順位を付けてみると絞り込みしやすくなります。そして、希望条件はやや緩いくらいが賃貸部屋探しを行う際に、優良物件を見逃さないコツです。なぜなら、賃貸部屋の間取り情報は不動産屋ごとに提示する情報に差が出てしまうので、掲載されるはずの部屋情報に漏れがあると検索から漏れてしまうからです。このため、希望条件に優先順位を付けた上で絞り込みは徐々に厳しくしつつ、時折緩めて様子見することで見逃しを防げます。

目当ての部屋が見つからなければ絞り込む順番を変えてみる

部屋探しを行う際に目当ての部屋が見つからないならば、絞り込み検索を行う順番を入れ替えてみる方法があります。募集開始から間もない賃貸部屋ほど開示されている情報量がまだ少なく、絞り込み検索条件により弾かれて検索結果に表示されないことが少なくありません。そこで、絞り込み検索を行う順番を変えつつ徐々に絞り込みを行うと最初の検索では引っ掛からなかった部屋が見つかる可能性があります。そして、希望する条件の中でも優先順位がさほど高くない部分については思い切って外してしまうという選択が有効です。なぜなら、絞り込み検索は該当する条件に合致する部屋を残す検索方法となるので、そもそも物件詳細情報に未記載な条件が指定された時点で検索結果から弾かれてしまうからです。